クライアントで居た。水頭症
以前、私が指導していたクライアントさんで目眩をよく起こして歩いてる途中で倒れてしまうという方がいました。
その方の症状を聞いていろいろな可能性を考えました。
耳から?
頭から?
血管から?
神経から?
高齢者ということもあっていろいろな要素が考えられました。
結果
結果的に医師の診断のもと
水頭症という病名が付けられました。
水頭症とは
正式には、『特発性正常圧水頭症』(iNPH)
という病名になります。
iNPHが疑われる患者は現在30万人以上いると言われています。
主な症状は
歩行障害・認知症・尿失禁
になります。声が出にくくなったり表情が乏しくなったりすることもあるようです。
治療方法は
精度の高い診断による外科的治療(髄液シャント手術)によって高い確率で改善が見られるようになってきました。
診断は
iNPHは、脳の中の髄液の流れがスムーズにいかなくなって脳と脊髄の表面(くも膜下腔)に過剰に溜まり、主に脳室が拡大することにより起こります。基本的に症状といくつかの検査でこの髄液循環障害が確認されると『特発性正常圧水頭症:iNPH』と診断されます。
画像診断
頭部を水平・垂直に撮影したCTスキャンやMRIの断層画像から、脳室が拡大していない、くも膜下腔が狭くなっていないか、シルビウス裂が開いていないか、脳梗塞などの病気がないか、などをポイントに状態を把握します。
冠状面と横断面を使って頭部の中を見ます。
検査
最も簡単な方法に「髄液タップテスト」というものがあります。
これは腰椎の間から脊髄くも膜下腔に穿刺針を刺し、髄液圧を測ってから。1回30mlほどの髄液を排出させます。一時的に症状が改善されれば、手術が有効であることが期待できます。
まとめ
皆さんもさまざまな視野から診察等をしてクラアントに無理のないトレーニングを提供していきましょう!!
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