大胸筋の種目では親指が大切!
大胸筋の種目では親指が大切!
大胸筋を鍛える種目においてベンチプレスという種目があるがよく握り方について議論されることがあります。今回はベンチプレスのみならず、ほかの種目においても握り方を意識することが大切な理由を解説していきます。
ベンチプレスの場合
握り方は大きく分けて3つです。一つ目はサムアラウンドグリップです。バーベルに指を巻き付ける最もポピュラーな握り方です。安全に行いたいのであればこのグリップで行いましょう。
次にサムレスグリップです。親指を外側に逃がして手の土手に乗せるような握り方です。このグリップはバーベルを滑り落とす危険性もありますし大胸筋のトレーニングにおいて大きなメリットがあるわけではないので特に選ぶ必要はないでしょう。
最後に紹介したいのがサムサポートグリップです。もしかしたらあまり聞きなじみのない方がほとんどかもしれませんが親指をまくのではなくバーベルに添わせるやり方です。このグリップのメリットは筋膜連結にあります。大胸筋を覆う筋膜は二頭筋側を介して親指側の筋肉も覆っています。このことから親指側に力を入れると大胸筋に力が入りやすくなる可能性があるのです。
サムサポートグリップは親指の柔軟性が必要になる上にサムレスグリップ同様、バーベルが滑るリスクもあるのでビギナーの方にはあまりお勧めしません。やる際は十分に気を付けてください。
ダンベルプレスの場合
前述で親指側に力を入れると大胸筋に力が入りやすくなるのはわかったと思います。ダンベルプレスの場合サムサポートグリップで握ることはできません。
しかしながらダンベルを親指側に詰めて握ることによって親指側に力を入れることができます。親指側に詰めれば当然小指側にダンベルが倒れやすくなりますのでこれを倒れないように撓屈しながら行います。副産物として数センチだけモーメントアームも伸びますのでこれもプラスに働くでしょう。
ダンベルフライの場合
フライの場合は上記で説明した2つともが動作上難しいです。しかし肘の屈曲角度を90度以下にしている場合は二頭筋が補助筋として働きます。前述した通り大胸筋を覆っている筋膜は二頭筋も覆っていますからフライはそもそも大胸筋に力が入りやすい種目なのかもしれません。しかしながら、プレスに比べて重量は当然落ちますのでこのあたりのメリットデメリットに関してはご自身で判断をしたうえで行っていただければいいのではないでしょうか。
最後に
いかがでしたでしょうか?このように筋膜連結まで考えてトレーニングを行うことで更なる成長を期待できるかもしれません。ぜひやってみてください!
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