ダンベルフライで最後まで絞って大胸筋の内側を刺激する?
ダンベルフライで最後まで絞って大胸筋の内側を刺激する?
よくダンベルフライを行う際に挙げ切った最後に内側にギュッと寄せて大胸筋を絞るような動作をする方がいらっしゃいますが、あれ正直もところ非効率で大胸筋の内側のトレーニングにはさほどなっていません。今回はその理由についてお話していきます。
力の向き
効率のいい筋トレというのは対象の筋の起始部と停止部を向かい合わせにした状態で伸張と収縮を行うことです。
それに加えて力の向きが動作にそろっていないと効率は良くありません。
ダンベルフライはダンベルをもって重力方向にダンベルが落ちないよう耐えながら降ろしていき、そこから重量と反対方向に持ち上げていきます。これは効率のいいトレーニングです。しかしながらダンベルが肩の真上に戻ってきたとき、すなわち腕が垂直になったとき負荷は0になります。
今回の「絞る」という動作はここから先の動きですよね。
そう、すでに負荷は抜けています。確かに大胸筋自体は収縮していますが重りのベクトルに逆らった動きではありませんので絞る動作は大胸筋内側のトレーニングそして効率がいいとは言えないでしょう。
筋肉の性質
筋肉というのは筋腹つまり盛り上がりの一番大きなところから発達していくという性質を持っています。しかしながら付着部に特別な条件がない限りは両方の付着部に均等に力が働いているため付着部付近が鍛えられないわけではありません。
広背筋の仙骨付近や上腕二頭筋の長頭のように起始部がほとんど腱組織である筋は例外です。
大胸筋内側を効率よく鍛える方法
大胸筋の内側を効率よく鍛える種目を2つご紹介します。
①ケーブルクロスオーバー
ケーブルマシンを用いた種目であれば真後ろからではなく横方向からベクトルを生むことができるので絞るような動作を行っても負荷が抜けることはありません。
②横向きでチェストプレス
チェストプレスマシンに半身になって横向きに座ります。その状態でプレス動作を行えば大胸筋内側を重りに逆らった状態でつぶすことができるので負荷が抜けません。
是非やってみてください!
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