肘のテスト法
トレーニング中に肘が痛くなった経験はありませんか?
肘の関節は腕を腕を使うときはもちろん、胸や背中を使うときにも一緒に働いてくるとても重要な関節です。
この記事を読むことで今日から肘を痛めた原因が即座にわかるようになります。
どこが痛い?
肘のどこが痛むでしょう。
①肘の内側
②外側
③裏
④前
この部位で1番痛みが出やすい場所は肘の外側になります。実際に私が現場で患者さんを見ていても肘の外側を痛めてくる人は非常に多いです。
テスト法
チェアーテスト
→手の平は下にして肘を伸ばしたまま手で椅子を持ち上げてもらう。肘の外側に痛みが出たら陽性
トムゼンテスト
→手のひらを下にした状態で肘を伸ばし手首を上に上げる。このときに反対側の手で抵抗を加える。肘の外側に痛みが出たら陽性
逆トムゼンテスト
→トムゼンテストの手のひらを上にしたもの。肘の内側に痛みが出たら陽性
チェアーテストとトムゼンテストが陽性の場合は『上腕骨の外側上顆炎』というものになります。
逆トムゼンテストが陽性の場合は『上腕骨の内側上顆炎』になります。
肘の前側や後ろ側に痛みを訴える人は私の経験上そんなに多くありません。
しかし、それぞれ痛みが出たときに最も考えられるものをご紹介して置きます。
肘の裏側
→上腕三頭筋が付着するためその付着部に何らかの炎症が起こっている可能性が考えられます。または肘の過伸展(肘を伸ばす運動)が繰り返されることでの炎症。
肘の前側
→上腕二頭筋が付着するのでその付着部に何らかの炎症が起こっている可能性が考えられます。または橈骨という骨が前方にずれている可能性があります。
まとめ
他にも靱帯損傷や骨損傷など様々な理由が考えられますが、大抵の場合そうしたときはとんでもなく痛いので自分で判断せず近くの整形外科を受診することをおすすめします。
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