サウナで最も重要なのは2分間だけ
最近よくSNSなどで『サウナに入ってととのう』と耳にします。
みんなととのう、ととのうとか言ってるけど実際どういうこと?ってなりません?
感覚的な表現になるので、なんだかスピリチュアルチックなように聞こえますが、
ととのうって医学的に説明できるんです。
この記事を読むと、ととのいを医学的に説明できるようになり理解することで自らもととのいレベルをさらにアップさせることができます。
ととのう身体的メカニズム
『ととのう』の定義は広いので、その中から私が最も重要だと思う作用をご紹介します。
ズバリ!!
①自律神経バランス
②ホルモンの血中濃度
になります!
①は交感神経と副交感神経がありますが、このバランスが非常に重要になります。
リラックスしている時に活性化する副交感神経は『エンドルフィン』というホルモンを分泌します。
エンドルフィン→鎮痛効果や幸福感を促進して脳内麻薬と呼ばれています。
そして交感神経が優位になった時に分泌されるのが『アドレナリン』と『ノルアドレナリン』というホルモンになります。
アドレナリン→疲れや痛みを感じにくくしたり、いつもより力が発揮できるようになるホルモン
ノルアドレナリン→意欲や行動性、思考力、集中力などをコントロールしています。
2分のゴールデンタイム
先ほど話した交感神経と副交感神経ですが、体の構造上この二つの神経が同時に優位になることは、ありません。
ですが、
サウナに入ると2つの神経が同時に共存する奇跡の時間が2分間だけ存在します!
そのタイミングが『外気浴』になるのです。
サウナに入り体が熱くなってくると、交感神経がどんどん優位になります。
↓
水風呂に入ることで、また交感神経が優位になります。
↓
外気浴のタイミングで副交感神経が一気に優位になります。
交感神経がマックスに働くことでアドレナリンとノルアドレナリンが分泌され外気浴で交感神経が低下することでこれらのホルモンは分泌されなくなります。
ですが、分泌はされないけど血中には半分くらい2分間残っています。
外気浴をして副交感神経が急上昇しても50%のアドレナリンとノルアドレナリンが共存している『奇妙な感覚』に陥るのです。
この奇妙な感覚こそが、
体はすごいリラックスしているけど、頭はものすごく冴えている
状態になるのです。
まとめ
サウナに入ってみたくなりましたか?
この2分間のゴールデンタイムは体験した人にしか分からない感覚なので、ぜひ脳と体を休めるサウナを体験してみてください!
個人的には、いつも忙しくしている人たちには逆にサウナに入ってリセットすることで日常生活を効率的に過ごせんるんではないかと思っています!
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