背骨はなぜ大事?
以前行いました体芯力の鈴木亮司さんとのコラボセミナーでは
実際に背骨を動かすワークをしながらその理論や考えをみなさんにお伝えしました。
背骨(脊椎)は重要なものであるのは皆さんご存知の通り
しかし何故重要なのかそれぞれのバックグランドによってその考えはさまざまだと思います。
■ 背骨は何のためにある?
背骨は、その中に脊髄という親指ほどの太い神経があり
それを守るという骨の硬さを利用した役割があります。
そして、背骨は頚椎、胸椎、腰椎という分類に分かれ、それぞれ
7個、12個、5個というのを基本としています。
つまり、背骨は細かく分かれて多くの関節を成しています。
しかも、まっすぐの形ではなく横から見るとS字になっています。
それにより屈曲、伸展、側屈や回旋の組み合わせで3Dに動くことが可能となっています。
人間はさまざまな動きができたり急な方向転換を3Dで行えたりするのは、この背骨の多くの関節のおかげとS字の形のおかげと言えます。
■ 背骨は体の中心
人間、左右非対称であり顔をとっても
右半分と左半分違いますがその中心となっているのは頚椎であり
頭蓋骨がそれに影響を少なからず受けています。
東洋でも”軸”と呼ばれる身体意識の中心があり、ほぼ背骨の位置と変わらないとしていることが多いと感じます。
物理的に「軸」というものが存在していないため、この軸は人によって多少の考えの
違いはありますが大きな意味で体の中心を示すことは間違いなさそうです。
西洋的にも”COG”と呼ばれる重心は背骨のライン状にあり一般的には仙骨辺りに位置しやはり体の中心となります。
■ 背骨はS字だからこそ軸を作る
上記のように脊髄を守り、さまざまな動きが出来る背骨
そのS字は頚椎から腰椎まで前傾、後傾、前傾となっています。
それは真ん中に軸を作るためとも言えます。
逆に言えば、真ん中に軸があるから前、後、前になってバランスをとっているとも言えます。
背骨の動きにしろ、力の伝達にしろ体の中心は通り道になります。
それは茎が水を吸うように。
だからこそ、真ん中の軸が大事となります。
橋の例でも同じで、地震で揺れる時も、その軸を中心に
安定した揺れになり、地震が終わった後に戻る位置がその中心軸になります。
だからこそ背骨は重要。非常にわかりにくい観点かもしれませんが
このように視点で背骨を考察しても面白いのではないでしょうか?
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