高重量で腹斜筋群を鍛える腹筋種目
みなさん、こんにちは!
パーソナルトレーナーの坂口です。
背中を横に曲げて(体幹側屈)、わき腹の内腹斜筋、外腹斜筋を鍛える。深層にある腰方形筋という筋肉も鍛えられる。腹斜筋の位置関係は、外腹斜筋が表面、内腹斜筋がその裏面にあり、体幹の側屈と回旋(捻る)も作用する。体幹部を鍛えることはあらゆるスポーツ動作の強化にもなるのでしっかり鍛えましょう。
●効く筋肉=腰方形筋(深部)、内腹横筋・外腹斜筋
サイドベンド
①ダンベルを持ち、背中を横に曲げる
ダンベルを片手に持ち、背中を横に曲げていく。脚の付け根(股関節)からではなく、背中(体幹)の動きで曲げていくのが基本。
②みぞおちを中心に背中を反対へ曲げる
①の状態から、背中を逆側へ曲げてダンベルを持ち上げる。みぞおちを中心に背中を横に丸めていく。股関節を固定したまま動作する。
POINT
みぞおちを中心背中を曲げていく
ターゲットの腹斜筋に効かせるためには、みぞおちを中心に背中を横に曲げる(体幹屈曲)ように動作するのがポイント。
追い込みテク
パートナーが負荷を加える
強い負荷を求める人は、パートナーに負荷を加えてもらう。エキセントリックを全力で耐えれば高い効果が得られる。
NG
背中が曲がってない
背中が真っ直ぐのまま股関節から動作すると、体幹を横に曲げる(側屈)働きの腹斜筋群は刺激されない。みぞおちから背中を曲げるように意識して行う。体は横に曲がっているものの、股関節を支点に曲がっているためターゲットとなる腹斜筋がストレッチされていない。
サイドシットアップ
①ベンチに足をかけ横向きに寝る。
ベンチにつま先とかかとをかけ骨盤の位置が端にくるように横に寝る。骨盤は横向きに立てる。
②みぞおちを中心背中を横に曲げる。
①の状態から骨盤を固定したままみぞおちを中心に背中を横に曲げる。