卵を食べるなら温泉卵が最強!
こんにちは!関西を中心にパーソナルトレーナー、ボディワーカーとして活動しているだーまえです。
今回は卵とボディメイクの関係についてお話していこうと思います。
目次
・今回の結論
・卵は一番アミノ酸のバランスがいい食べ物
・コレステロールには筋合成を高める働きがある
・卵はどうやって食べるのがいい?
今回の結論
・卵はアミノ酸のバランスもよく、筋肉づくりに欠かせないコレステロールも豊富なので、カラダづくりにパーフェクトな食材
・食べ方としては生よりも火を通したほうが吸収率が高く、一番のオススメは温泉卵
卵は一番アミノ酸のバランスがいい食べ物
僕たちの筋肉はタンパク質を材料にして作られています。
タンパク質とは20種類のアミノ酸が集まってできたものです。タンパク質が真珠のネックレスなら、アミノ酸は一つ一つの真珠といった感じですね。
タンパク質を効率よく作るには、このアミノ酸がいかにバランス良く含まれているかということが重要です。
もし20種類あるアミノ酸の1つでも極端に少なければ、充分な量のタンパク質を作ることが出来ません。
そんな事態を防ぐためにも、卵がオススメなんですね。
アミノ酸スコアといい、食品に含まれているアミノ酸のバランスを測った数値があるのですが卵はその中で堂々の第一位です。
効率よくカラダづくりをするためにも、しっかりと食べたほうがよい食材なんです。
コレステロールには筋合成を高める働きがある
「卵といえば、あの悪名高きコレステロールが豊富に含まれるではないか!」
と思われる方もおられると思います。
ですが、そもそも血管の中で悪さをするのは「酸化」してしまったコレステロールなのです。
また、コレステロールの食事からの影響は20%程度だといわれていますし、持病を抱える方以外はそこまでナーバスになる心配はないでしょう。
むしろ、コレステロールが筋トレの効果を高めてくれるという研究もあります。
イリノイ大学の研究によると、筋トレ後18gのたんぱく質をそれぞれ「全卵」と「卵白」から摂取した場合、全卵を食べたほうが、筋肉のタンパク質合成が40%も増えるということが分かりました。
これはおそらく、黄身に含まれるコレステロールなどの脂質が筋肉の合成により効果的に働いた結果だと、研究者たちは結論付けています。
「筋肉をつくるには卵が最強だ!」というボディビルダーの方も多いのですが、タンパク質以外にもこうしたコレステロールの筋肉への働きがけが効率的に身体を大きくできるからかもしれませんね。
卵はどうやって食べるのがいい?
せっかく卵を食べていてもうまく吸収できていなければ、筋肉の材料として使うこともできなくなってしまいます。
吸収率から見ると、卵の食べ方として一番いいのは温泉卵です。
生卵の場合、吸収率は約50%ですが、温泉卵だと90%以上になります
余すことなく吸収できますね。
生で食べる場合、加熱で失われるビタミンB群などの栄養素がとれるというメリットはありますが、少し吸収率が低いかなーって感じですね。
では、ゆで卵はどうでしょうか?
実は、卵は火を通しすぎると逆に消化に時間がかかってしまうというデータがあります。
温泉卵最強!
ただし、ゆで卵は持ち運びに便利であったり、食中毒のリスクが低いなどたくさんのメリットがあるので、食べた後に整腸剤を飲んだりして消化を促すのも一つの手です。
また、食べる量ですが、厚労省は2015年にガイドラインを改定しコレステロールの上限値は記載がなくなりました。
「コレステロールを多く含む食品を食べても血中コレステロール値には影響がない」という研究が相次いだためなのですが、卵の食べすぎは、持病がある方以外はそんなに気にする必要ない、といってもいいでしょう。
僕自身、糖質制限中などは卵を1日5〜6個食べますが、特に血液検査などにも問題ありません。
朝から卵3つを焼き、半熟になったところでとろけるチーズ2枚を投入して作ったオムレツにマヨネーズをかけて食べると腹持ちもよく、最高においしいです。
カラダづくりの心強い味方として、みなさんも卵の摂取を意識してみてくだいね。
だーまえ
関西にてフリーランスのパーソナルトレーナーとして活動中。整骨院→大手パーソナルジム→京都大学・甲南大学→某相撲部屋、プロサッカー選手へのトレーニング指導。一般の方からプロ選手まで指導してきた経験から、身体のことを分かりやすく解説、サポートしていきます。好きなもの→酒、お寿司、フットボール
note→https://note.com/pep0405
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