走るときに気をつけたいこと①【姿勢と腕振り】
こんにちは。ランニングアドバイザーの角地です。
今日は、走るときに気をつけたい「姿勢」と「腕振り」のお話です。
よく、猫背や反り腰の状態で走っている方を見かけます。
姿勢が悪い状態で走っていると膝や腰に衝撃が集中し、痛みを感じることがあります。
姿勢は上半身まっすぐが理想です。
走り出す前に「気をつけ」の姿勢で2~3回その場でジャンプするとよい姿勢が作りやすいです。
走っているときは、常に頭の先が糸で上方向に引っ張られている感じを意識します。そうすることで自然と腰高の良い姿勢が保たれます。
腕振りは個人差が出やすく、トップアスリートの中にも個性的な方が多くいらっしゃいます。
腕振りの目的は肩甲骨を動かし、骨盤と連動して下半身の推進力を生みだすことです。
個性的なフォームでも、目的が達成できていれば問題ありません。
ですが、きれいな腕振りをすることが効率の良い走りにつなげやすいので、意識するとよいと思います。
腕振りのイメージは、肘を90度くらいに曲げて、こぶしは軽く握ります。
ちくわをそっと握るくらいの軽さです。
そのまま腕をまっすぐ前後に振ります。
腰を中心に前後に同じくらいの幅で動かします。
腰より前だけで腕を振る方も多いので、しっかり後ろに振るイメージを持ってください。ただし後ろを意識するあまり、肩に力が入る場合があります。
最初に2~3回ジャンプした時のリラックスした状態を維持するように気をつけます。
こぶしが腰骨に触れるように動かすと、まっすぐをキープしやすくなります。
腕振りと姿勢は、鏡でチェックするとわかりやすいです。
正面から見てまっすぐ振れているか、肩は上がっていないかなどをチェックしてください。
その後、横を向いて、身体はまっすぐになっているか、猫背、反り腰になっていないかチェックしましょう。
昔、部活動で走っているときガラス面などに姿が映ると、思わずフォームチェックをしていました。
みなさんも、建物のガラスの横など走るときにちょっと見てみてください。
角地 真一(Shinichi Kakuchi)
日本ランニング協会認定ランニングアドバイザー/アディダスGYM&RUNトレーナー。地域や年代を超えて、ランニングを楽しみたい初心者ランナーの皆さんをサポートします。怪我無くランニングライフを楽しむ方法を提供しています。
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