クランチの正しいフォームは、上体を起こしすぎない!
腹筋を鍛える種目で一番オーソドックスなものといえば、クランチではないでしょうか?
クランチのにも色々と種類がありますが、腹筋にしっかりと効かせていくための正しいフォームについて解説していきたいと思います。
よく勘違いされがちなのが、上体をしっかりと上げ切らなければトレーニング効果がない、と思われている点です。
これはこれで、腸腰筋などに効くので決して間違いではないのですが、腹筋全体に効かせていくには、写真のように上体を上げ切らず、
首から肩甲骨くらいまでを持ち上げながら視線はおへそを覗き込むようにして、動作とともにお腹をぐ〜っと凹ませるように意識しながら、息を吐いていきます。
そして、息を吸いながら、ゆっくりと戻していきます。
特に1人で行うクランチは、足首を固定したり、サポートしてくれる人がいないので、上体を起こし切るのは勢いが必要だったり、違う筋肉の部位を使って起き上がることになってしまう可能性が高くなります。
他の部位を鍛える時と一緒で、腹筋も大切なのは、筋肉をしっかりと動かして伸縮させることなので、上半身の動きに合わせて、お腹を凹ませるように腹筋を動かすことが重要です。
上体を起こしても、肝心の腹筋が動かず、他の筋肉を使って身体を持ち上げていたらいつまでたっても、腹筋が筋肉痛になってくれず、おなか周りの基礎代謝が上がってきません。
上体を上げる時もそうですが、特に降ろす時はゆっくりと!
これも大切です。
特に、トレーニングし始めの方は上げる際に力を使い切ってしまい、「あー疲れた」と、上体をドンっと地面に戻してしまいがちですが、ゆっくりと降ろして、身体が地面スレスレの所で止め、休まずにまた上体を上げていきます。
足を地面に置いたままひざを90度に曲げて行うクランチは、上体を起こしすぎない!
ここに注意して行ってみて下さい!