NEW

「エビデンス」と「研究結果」の違いって?

【この記事のキーワード】

,

「研究結果」という言葉を聞いて、安易に情報を信用していませんか?

「研究結果」と「エビデンス」が同一の解釈だと思っていませんか? 

 我々トレーナーは普段、お客様に何かをアドバイスや指導をする際は、根拠となる裏付けがある事だけを伝えています(そうではないトレーナーもいるのも事実ですが…)

 私自身、「エビデンス」や「研究結果」といった言葉を用いる事は多々ありますが、そういった言葉を聞いたら、少し疑問を持つようにした方が良いかもしれません。

 まず、「エビデンス」と「研究結果」の解釈の違いについて説明します。

「同じだろっ!」と思う方もいるかもしれませんが、明確な違いがあります。簡単に言うと、エビデンスとは様々な研究結果から導かれた科学的根拠のある裏付けの事です。

 つまり、「エビデンス>研究結果」となります。

 ここで注視すべき点は、研究結果の詳細なデータです。「〇〇大学の〇〇という研究者によって〇〇という研究結果が出ています」と言われると、根拠のある裏付けのように聞こえ、心理上、その情報を信用しやすくなります。某有名メンタリストさんがいい例です。

 批判する訳ではありませんが、間違った情報を流している事も多く、それに気付いてない方も多いと思います。特にその方のYouTubeの動画を見る限り、研究結果を伝えている事が多く、あくまでも1つの情報、データという解釈しか出来ません。

 知らない方も多いですが、研究結果は10年後には9割覆されるとされています。その程度の信憑性です。とはいえ、研究結果ありきのエビデンスなので、その数々の研究結果と努力は必ず評価されるべきだと思います。

 最新の研究結果も、参考すにる価値はあると思います。前述した通り、参考にする際は詳細なデータを見る必要があります。どのような環境下でその研究が行われ、どのくらいの人数や期間など、様々な要素が具体的でなければいけません。例えば被験者1人では信用は生まれないはずです。

 では、エビデンスを信用すれば良いだろ、と思われるかもしれませんが、そうシンプルな話ではありません。「エビデンスがある」情報となれば信憑性は高いと言えますが、エビデンスにもレベル分けがあり、信憑性の低いものから高いものが存在します。

 説明は省きますが、エビデンスの解釈1つ取っても、少々専門的で取っ付きにくいと思います。そもそも「エビデンスがある」という事を述べる際、基本的には当たり障りのない現時点においての事実でしかありません。

 例えば、「これを食べれば体脂肪率が5%減る」や「これを飲めば筋肉が付く」といった抽象的な事は、エビデンスではほぼ確実にないと言えます。エビデンスとはそういうものです。

 では、どの情報を信用するのが一番かと考えた時に、実際に自分の身体で試してみた結果だと私は考えています。

 例えばお客様に食品やサプリ、トレーニングを勧める際、トレーナー自身がそれを経験していないといけません。僕の場合、サプリで言えば、実際に自分である一定の期間使用し、効果を確かめます。実際には効果を感じられないサプリが多いですが、自身の身体を実験台として使う事で、お客様へ情報を伝える際のフィルターの役割とその情報の多少の裏付けになると思っています。

 実際に使用し、何か身体に異変が起きれば個人的には勧めないか、「私は〇〇になりました」という1つの簡単なデータとして伝えています。

 少なからずトレーニングという分野においては、マッチョは身体の細い人よりも自身で積み上げてきた経験が勝り、かつ結果が目で見える形で把握できるため、信用度は高いと思います。

 

最後に

 今回私が伝えたかった事は、「情報を疑う」というものです。ちなみに、エビデンスという言葉の認知度と理解度はかなり低いため、基本的に「効果がある」などといった表現をします。しかし、それが裏目に出ており、その「エビデンスがある」情報とテレビやネットで出ている抽象的な「効果がある」とされる情報が混同されている為、少し注意したいところではありますね。

Pick Up

「エビデンス」と「研究結果」の違いって?のページです。筋トレしようぜ!は、トレーニング、, の情報を集積・精査・網羅しながらいち早くお届けします。 筋トレ・フィットネスの情報なら「筋トレしようぜ!」へ