ランニングのリズムとテンポ
長い距離を走ったり、歩いたりするのは気が重くなってしまう方もいらっしゃるかと思いますが、音楽を聞いたり、景色を楽しむことで、あっという間に長い距離を走っていた、歩いていた、と感じることはありませんか?
他にも、なるべく遠くを見ながらランニングすることで、視野を広げたり、距離感の感覚を縮めてくれたりもします(ロードランナーの方は、周りの通行に十分ご注意下さい)。
今日は、ランニング、ウォーキング時のリズムやテンポについて、お話ししていきます。
同じ動きの繰り返しに効率を求める場合、リズム感がとても大切になってきます。
ランニングやウォーキングは、基本的に同じ動きの繰り返しになりますので、その中でどういうリズム感、テンポを感じながらトレーニングできるかはとても重要です。
私はランニングのスタート時に「ポンッ、ポンッ、ポンッ、ポンッ」と唱えています(笑)
以前、記事で【地面からの反発力を利用する】というお話しをしましたが、これも一緒です。
バウンディングのようなイメージです。もっとイメージしやすいものだと…
この遊具を覚えていますか?
「ホッピング」です。これがイメージして頂きやすいかと思います。
足が地面をポンッ、ポンッ、ポンッ、ポンッと、バウンデイングしていくイメージで走り始めます。
そして、開始 1kmくらいを走った(歩いた)感覚で、その日のコンディションを見極めて、どのくらいのペースで行くかを決めます。
・新記録を目指すか?
・心拍数140〜150くらいを推移していくか
・リラックスして常時気持ちいいくらいな感じで流すか
・肩甲骨から腕を振る意識を持って、大股で歩くか
・膝をしっかりと上げることを意識して歩くか
・ゆっくり散歩に切り替えるか
いろいろあると思いますが、最初に今日の自分を知るというのはとても大切です。
そして、無理をしない!
次に、1kmくらい走って(歩いて)いくと、コンディションがいいと身体が軽くなってきたり、逆に重さを感じてきたりすることがありますので、その中で【ランニング時の呼吸】を意識しながらステップに数字を入れていくとテンポを作りやすいです。
「イッチ、ニ、イッチ、ニ」でもいいですし、「イッチ、ニ、サン、シッ」の4歩でもいいです。
私の場合、最近は「イッチ、ニ、サン」の3歩の左右交互もわりと調子いいです。笑
そして、苦しくなってきたり、きつくなってきたら、腕を振ることを意識します。腕と足の動きはリンクしていますから、足が回転してくれます。
単純な意識ですが、ぜひ何も意識しない時のランニング、ウォーキングと比べて効果を実感してみてください!