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アスリートは疲労との付き合い方が大事

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アスリート専門パフォーマンストレーナー の舟橋です

 

 

疲労はすべてのアスリートに取って天敵ともいえる存在。

しかし疲れないことはパフォーマンスを伸ばすトレーニングの原理である

「過負荷」を与えていないことになるため疲れは仕方ないものでもあります。

 

重要なのは、いかにこの疲れをコントロール出来るかであり、それを管理することは保護者、指導者にとってアスリートのパフォーマンスを上げるのに重要な要素です。

 

しかし、スポーツでの疲労というと筋肉のハリや可動域の低下など筋肉に焦点を当てた判断が多いようです。

 

アスリートのパフォーマンス発揮させるためには、近年研究が進められている

「中枢性疲労」を知らないといけません。

 

 

■ スポーツによる疲労は2種類

運動による疲労は2種類あるというのが最近の研究では

言われています。

 

● 末梢性疲労

● 中枢性疲労

 

「末梢性疲労」とは筋疲労のことで昔より

研究され、そのメカニズムの一部が少しずつ判明してきました。

しかし

「中枢性疲労」はまだ研究では新しい分野と言えます。

この中枢性疲労は「運動中に運動神経出力が低下し運動パフォーマンスの維持が困難である状態」と定義されていて、息苦しさや苦痛を感じるなどの症状も現れるようです。これらは

 

○ 副交感神経機能の低下

○ 酸化ストレスの増加

○ 修復エネルギー算出の低下

○ サイトカインによる炎症と神経伝達機能の抑制

 

が起こることによるものと考えられています。

 

 

■ なぜ、中枢性疲労が起こるのか?

この何故はまだわからないことが多いですが、

脳内(脊髄上位疲労)と脊髄内(脊髄疲労)の変化に大きく関係しているようです。

特に脊髄上位疲労は、身体が低酸素状態の時に高くなります。低酸素は運動中の脳への酸素供給を低下させます。つまりこの脳への酸素不足(脱酸素)が

脊髄上位疲労を高める原因ではないかという研究があります。

 

そこでは自発性筋活動の低下は、極度の低酸素での運動でより起こると述べています。脊髄上位疲労による中枢性疲労は高い低酸素状態の際に筋力が極めて低下します。

 

 

■ 中枢性疲労を評価するには

William Wayland氏によるとジャンプ時のPeak Velocity(最大速度)の低下は

神経疲労に大きく敏感であると述べています。

パーソナルでアスリートの合宿などで帯同する場合は選手にフィジカル的な疲労と合わせて中枢性疲労を見るために毎日同じ時間・タイミングにジャンプテストを行います。

それにより大きな低下がある場合はコーチと相談しその日の練習を制限したり

するなど話し合ったりしています。そのようにアスリートがオーバーワークにならないようにし少しでも質の高い練習が継続できるよう管理しています。

 

みなさんもこの中枢神経疲労に注意しながらトレーニングしましょう!

 

 

では、皆さんにとって何かプラスになることを願って!

 

 

参照

“Muscle Activity, Leg Stiffness, and Kinematics During Unresisted and Resisted Sprinting Conditions”

Zabaloy, Santiago & Carlos-Vivas, The Journal of Strength and Conditioning Research, 2020.7

 

 

 

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舟橋立二

舟橋立二(ふなばし・りゅうじ) アメリカのカリフォルニア州立大学ロングビーチ校にて アスレティックトレーナーの勉強をし、卒業後は アジア人初のNBAプレイヤーになった選手やデニスロッドマンが所属して...

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