「カロリーゼロ」食品は要注意! 健康を害し、ダイエットを阻む食品添加物
現代人の食生活の中には、必ずとってもいいほど添加物が含まれています。これらの有害性は世界的にも指摘されていますが、今回は添加物についてまとめていきます。
【この記事の内容】
①乳化剤
②人口甘味料
③トランスグルタミナーゼ
④保存料
⑤亜硫酸塩
⑥まとめ
①乳化剤
アイスクリームや乳製品に多く含まれている乳化剤には、カルボキシルメチルセルロースやポリソルベート80などがあります。これら乳化剤をマウスに投与した実験では、粘膜が破壊されることで腸炎の発症が早まったそうです。
「乳化剤なし」と「乳化剤あり」のグループでは、「乳化剤あり」は大腸炎のリスクが高まったという結果もあります。たまに摂取する分には問題ありませんが、現代人の食事には、ほぼ毎回といっていいほど乳化剤が含まれています。
②人口甘味料
人口甘味料はいくつかありますが、今回はスクラロースとアスパルテームに絞ります。スクラロースを摂取し続けたマウスは有益な腸内細菌が50%減少。さらに、腸内細菌叢に変化が生じ、炎症を引き起こす可能性があります。
アスパルテームもまた腸内細菌叢に悪影響を及ぼし、インスリンの抵抗性がなりやすく肥満の原因になりやすい。また人口甘味料入りのプロテインは腸内細菌の繁殖を困難にしてしまう。
つまり人口甘味料を頻繁に摂り続けるだけで、太りやすい体が完成してしまいます。
③トランスグルタミナーゼ
トランスグルタミナーゼは酵素の一つといわれていて、表記義務がない為、食品の栄養表記に載っていることはあまりありません。
しかしこの添加物はセリアック病を引き起こす可能性があります。その先に、自己免疫疾患などにかかりやすくなります。
④保存料
コンビニのサラダやお弁当には、ほぼ必ず含まれている保存料。腸内細菌の成長を阻害し、免疫系に影響を及ぼします。具体的にはソルビン酸カリウムやポリリジンや亜硝酸ナトリウムなどが挙げられます。これら保存料は確かに食品の鮮度を維持してくれますが、保存料自体が健康を害するため、結果的にマイナスに転んでいます。
⑤亜硫酸塩
亜硫酸塩も、保存料としての役割を持っています。亜硫酸塩を摂取することで、ビフィズス菌の減少をもたらします。ほかにも、善玉菌の大幅に減少します。
⑥まとめ
添加物を日常から摂取し続けると健康を害し、さらにダイエットもうまくいかないというわけです。おそらくダイエットのためにカロリーゼロのものを摂取していることもあるかと思いますが、それは結果的にマイナス方向に向いています。たまに摂取する分にはよいかもしれませんが、何より添加物は健康を大きく害する可能性があるので、できるだけ控えるべきだと思います。