揚げ物には要注意!
天ぷら、からあげ、フライドポテト、フライドチキンなど、揚げ物って、おいしいですよね。しかし、気を付けなければいけません。これらの食品に含まれる脂質は段違いに不健康です。
【この記事の内容】
1 高温調理の揚げ物
2 外部からのアルデヒド
3 まとめ
1 高温調理の揚げ物
〇高温油での調理
高温での油調理を行うと、過酸化脂質が発生します。さらに、そこから長時間経つと、過酸化脂質が分解され、小さい分子のアルデヒドというものが作られます。これはトランス脂肪酸と比べても危険性が高いとされています。
脂質アルデヒドは、体内の遺伝子など傷つけてしまいます。また血管、骨格筋などのミトコンドリアなどを酸化させます。
アルデヒドは分子が小さく、体内への吸収も早いとされています。
2 外部からのアルデヒド
本来、体内でもアルデヒドの元となる過酸化脂質は発生しています。しかし人は、それらの過酸化脂質を分解する作用を持っています。体内での発生に関しては分解作用が追いつけば何ら問題ありませんが、外部から摂取した過酸化脂質がアルデヒドに変換されたときは非常に毒素が高いです。また、フライドポテトやドーナッツなどを揚げている油は使いまわしが基本なので、大量のアルデヒドが発生しています。
▼過剰なアルデヒド摂取
過剰なアルデヒド摂取は、老化促進や体臭の悪化などの原因になります。また、タンパク質やDNA、ミトコンドリアなど遺伝子レベルで損傷を受けます。これらの脂質は美容にも大敵で、美を求める方は一切食べないと決めるほうが賢明です。
3 まとめ
油で揚げられた物で、おいしくない物って聞いたことがありませんよね。しかし、揚げ物は悪玉コレステロール増加だけではなく、遺伝子レベルで傷をつけるほどのデメリットを持っています。仮に揚げ物を食べるとしたら、相当の油にこだわっているお店や月に1回だけと決めてしまったほうがいいかと思います。