炭水化物のすべて⑤~GI値について~
こんにちは!
fitbox登録トレーナーのふっかです☺
今回は炭水化物シリーズの第五弾!
GI値について
ご紹介していきたいと思います。
GI値とは…
GI値とはグリセミックインデックス(Glycemic Index)の略称で、血糖値指数、血糖値上昇反応度などと呼ばれます。GI値が高い食品が血糖値を急上昇させます。血糖値が急上昇するとそれを抑えるためにインシュリンが過剰分泌されます。インシュリンの分泌はブドウ糖が吸収されるのに必要なのですが、インシュリンの過剰分泌でブドウ糖が過度に吸収されて使いきれなくなります。そうなると尿などに糖が出てくるなどの症状がでて、糖尿病などになったります。
血糖値の急激な上昇は身体にいいとはいいがたく様々な肥満や疾患の原因となる可能性があります。そのためには良質な未精製または精製度の低い穀物を中心に摂取する意識が大切です。このたんぱく質が良質なのか否か判断するためにGI値が存在します。GI値を参考により身体にいい糖質を摂取していくことが大切ですね。
高GI値食品の危険性
ダイエットにおいては低GI値食品がおすすめだよ!とトレーナーさんに言われたことがある方も少なからずいると思います。低GI値がいい理由は前述の通りで疾患や肥満予防のためなんですね。
GI値の高い食事を続けていると心筋梗塞や糖尿病のリスクを増加させるという研究もあります。
GI値の高い食品としては以下のようなものがあります。
〈主食〉
・精白米ご飯(75)
・餅(82)
・食パン(89)
〈お菓子〉
・せんべい(91)
・水あめ(93)
〈野菜〉
・じゃがいも(96)
・スイカ(72)
などが挙げられますね。
しかしこれらが絶対に食べていけない、というわけではなく食べるタイミングを見極めて食べる必要があるということです。むしろトレーニングの前後で素早く栄養を体内に吸収させたい場合は高GI値食品のほうがいいかもしれません。
トレーニング前後の高GI値食品の摂取について
トレーニングの前後は高GI値食品を摂ったほうがいいと、ぼくは考えます。
トレーニングの前後は素早い栄養の吸収が必要です。血中のアミノ酸濃度を高めたり、糖質を素早く肝臓に届け、エネルギーとして効率よく利用するためには低GI値食品よりも高GI値食品を摂るべきです。しかし、食べすぎはよくないので、約50∼100g程度でいいと思います。おにぎりで言うと1~2個くらいです。
また固形物として高GI値食品を摂取するのは運動約30分後くらいでいいでしょう。運動後すぐに摂取しても血液が四肢に溜まっている状態なのでうまく消化吸収ができない状態です。なのでトレーニングから30分が経過した後に固形物を摂取してあげれば効率よく消化吸収が行うことができます。
トレーニングをしている方は特に気を付けてみてください☺
終わりに
さて、今回はGI値についてお話させていただきました。
少し参考になりましたか?食べ過ぎて太ってきてしまった方、成人病等に不安がある方、トレーニング前後の栄養摂取を見直したい方、などなど参考にしていただけると嬉しいです^^
ぼくのパーソナルトレーニングではこのようなポイントも含めたうえで食事指導やトレーニング指導をさせていただいております。
もし興味がある方は下記の公式LINE@にご登録後、メッセージをいただけると嬉しいです^^
それでは次回の記事もお楽しみに!!
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