荒川の小言66『リハビリってなに?』
こんにちは~荒川で~す。
はいどうもいつものあれです、小言です。
今回は、リハビリってなんやねんと、、、
高齢者を運動させること?マッサージ?
全然違います。全然違います!!!!笑
世間のリハビリに対する認知度というものは実に低いもので、
マッサージ屋さんと間違えられたときは結構ショックでしたw
国家資格なのにもみもみするだけって、どんだけ揉み方うまいねん。となってしまいますよねw
なので、実際に僕が経験してきた分野について説明しようかと思います。
僕がいた環境としては、急性期の総合病院という環境です。
ここでは、たくさんの診療科があり、たくさんの疾患、たくさんの手術、たくさんの退院先などがあります。
無限なのです。
救急車ももちろんたくさん来ますし、集中治療室や救急外来も存在します。
病院内での急変もあります。
いわゆるコードブルーってやつですかね?
そんな感じのところで、リハビリというものはどう動くのか。
まず、すべての疾患に対しての知識はその都度勉強して持ち合わせていないといけません。
そして医師や看護師、ソーシャルワーカーなどと連携し、どうやって退院できるように治療していくか、どんな治療をするのか、どんなケアをするのか、どこまで動けるようになって、どんな環境で今後過ごしていくのかなど
その方のその後の人生を請け負います。
ゴールはその都度変化していくものでもあり、目標に向かってアプローチするわけなのですが、運動だけでは済みません。
呼吸が苦しければ、呼吸理学療法、心臓の疾患があれば心臓リハビリテーション、脳に疾患があれば脳リハ、などなど、精神面にも働きかけます。
社会復帰や自宅退院、またはリハビリ専門病院などに転院、装具はどれがよいかの評価など、退院先の提案や自宅環境やサービスの提案など、いろいろなものをマルチにこなせなければなりません。
運動だけさせるなんてのは正直誰だってできます。
介護の力もなければならないし、なんなら医師と同様の知識を持っていない限りは活躍でいない現場でもあります。
昔、あるトレーナーに理学療法士を超えてみせる。と言われたことがありますが、分野は?と聞き返しそうになりました。笑
超えることはできません。まず土俵が違うので戦えません笑