荒川の小言64『サポーターのデメリット』
こんにちは~荒川で~す。
みなさん、日常生活でサポーターなどを装着していますか?
腰が痛い、猫背で首や肩がこる、肘や膝が不安定だからサポーターを付ける。
こんなことって日常茶飯事ですよね。
では、そのサポーターってなんの役割をしているのでしょうか。
痛みの抑制?本当にそれが第一目的でしょうか。
たしかに、結果論で言えばそうかもしれません。
しかし、実際は、筋肉や靭帯の弱いところに働きかけて、補助するという役割なのです。
つまりは、弱いところを補強するだけであって、それが結果的には痛みの緩和につながっている。
それだけなのです。
しかし、それに頼っているといずれは自分自身の身体がぼろぼろになってしまいます。
人間は、文明の発達により、様々な能力が退化してきました。
もちろん、頭脳的には進化しているかもしれません。
車や電車、飛行機などの乗り物が増えて、人は歩かなくなりました。
筋力低下につながり、肥満が増え、生活習慣病が蔓延しています。
しかしそこで医療の発達によりなんとか生きれる世の中になってきているのが現状です。
決して健康寿命が延びたわけではなく、平均寿命が延びただけなのです。
簡単に言うと、本当に望んでいるのかわからないけども生かされている人間が増えた。
ということなのです。
そしてそのサポーターもそうです。
自分の弱いところを補強してくれる画期的な品物になりますが、
これを使いすぎているとどうなるか、、、
そう、自分の筋肉がそれを学習し、負の学習といいましょうか。
それを覚えてしまうことで、依存的になってしまいます。
それが怖いのです。
もうそれなしでは生きられない身体になってしまいます。
なので、どうしてもという方以外は、日常生活でのサポーターは外した方が良いかと思われます。
解決策は専門の知識を持つ、理学療法士や作業療法士に聞くことです。
僕も実際にそのような患者様を何人も見てきましたが、
最終的には教えたことをちゃんとやって、コルセットが外れた、痛み止めを飲まなくなったなど、
たくさんの喜びの声をきいています。僕自身もうれしい限りです。
もし気になる用であれば一度連絡をください。
shoa4715@gmail.com