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【障害者、車椅子ユーザー】ダイエットや健康管理のための食事

障害者や車椅子ユーザーでは日常生活での運動量が健常者と比べ圧倒的に少ないことや筋量が減り、脂肪量が増えると言った特徴から太りやすく痩せにくい身体に変化してしまっています。

そのため、健常者と比べ運動によるカロリー消費が難しい為、「食事」を意識する必要があります。


そこで今回は障害者、車椅子ユーザーが意識すべき食事についてお伝えしていきます。

障害者や車椅子ユーザーがダイエットを成功させるコツ

目次

・食事を意識して摂取カロリーを調節する必要性【脊髄損傷を例に】
・健康診断では問題なし!が実は問題かもしれない
・ダイエットや健康管理のための食事

食事を意識して摂取カロリーを調節する必要性【脊髄損傷を例に】

まず、脊髄損傷を例に基礎代謝やエネルギー消費についてお話します。

車椅子バスケットボール選手を対象にした研究によると週3回以上、競技をしている脊髄損傷者の基礎代謝は1200kcal以下であったとされています。

成人の基礎代謝は一般的に男性:1500kcal、女性1200kcal。

車椅子バスケットボールで積極的に体を動かしている脊髄損傷者でさえも基礎代謝は一般の成人よりもかなり劣っている事がわかります。

これは体幹や足の筋量が低下している事が大きな原因と言えるでしょう。

この研究を例に考えると障害者や車椅子ユーザーは運動だけでなく食事を意識して摂取カロリーを調節する必要がある事がわかると思います。

 

健康診断では問題なし!が実は問題かもしれない

健康診断の基準として用いられるBMI(ボティマスインデックス)ですが、障害者や車椅子ユーザーでは一概に鵜呑みにしてはいけません。

なぜなら、身体麻痺などによって足の筋量が低下してる場合、実質的に体重は軽くなります。そしてBMIは体重kg/(身長m)2で算出されるため、体重が軽ければ当然、算出される数値も低くなるからです。

そのため、健康診断でBMIが標準範囲であっても注意が必要なんです。
脊髄損傷者を対象とした研究ではBMIは19~22程度が理想的とされています。

BMI以外にも注意すべき点は「内臓脂肪」です!
特に男性の車椅子ユーザーは内臓脂肪が蓄積しやすい事が多くの研究で示されています。内臓脂肪の蓄積は生活習慣病のリスクをかなりの割合で引き上げます。

これを機会に健康診断で正常と診断されても、ご自身の身体を疑ってみてください。

 

ダイエットや健康管理のための食事

これまでお話ししてきた通り、基礎代謝の低下と運動によるエネルギー消費が難しい障害者や車椅子ユーザーでは以下の事を意識する必要があります。

カロリーの摂取を抑える。
不溶性の食物を摂取する。
(全粒小麦粉、ナッツ、野菜は便の重量と大きさを増して便を柔らかくします)
一日一食をプロテインに置き換える。
(タンパク質を減らすと筋肉も減ってしまうのでプロテインで補いましょう)

その他
・麻痺していない筋肉をできるだけ鍛えて筋量を増やす。
・車椅子を漕ぐなど有酸素運動を取り入れる。
・麻痺部を運動し筋量を維持、増加させる。

 

まとめ

今回は障害者や車椅子ユーザー向けのダイエットや健康管理の為の食事についてお伝えしました。

まとめると
障害者、車椅子ユーザーの基礎代謝は健常者と比べて低下している。
・運動によるエネルギー消費が少ない為、食事を見直す必要がある。
・健康診断のBMI数値を鵜呑みにしない。
・車椅子ユーザーでは内臓脂肪蓄積による生活習慣病に注意。

研究によると1ヶ月に1kg以上の体重を減らすと同時に筋肉も減ってしまうというデータがあります。この事を踏まえても食生活は徐々に変えていく事をお勧めします。

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渡部勇

渡部勇(わたべ・いさむ) 初めまして、株式会社ユニバーサルトレーニングセンター取締役CTOの渡部 勇です。 私は理学療法士として病院で勤務した後、脊髄損傷を専門にトレーニングし、2019年6月から障...

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